深夜の皆既月蝕です。空の高い位置で最大食分を迎えた様子をシミュレートしました。 皆既時間中は、空が暗くなりますから、東から昇る冬の星座たちも一段とはっきりと見えたことでしょう。 賢治はこの月の23日に親友の保坂嘉内あての手紙に、「私は正信に入りました。」と あり、「花巻町を叫んで歩いたのです。」と書いています。