1996年5月から1997年6月9日までのQ&Aです。
Q50: ディスプレーサ形スターリングエンジンのディスプレーサピストンはシリンダ壁に接触しているのでしょうか。
9 June, 1997
A50: ほとんどの模型エンジンではディスプレーサピストンとシリンダ壁は接触していません。一方、実用的なエンジンではディスプレーサピストンにピストンリングなどのシールを使用しています。
A49: LSE−01は自動車を動かすには少し出力が足りないように思います。もう少し大きいサイズにするか、あるいはあなたが言うように多気筒にすることをお薦めします。LSE−01は簡単に作ることができるように設計しています。もし、自動車用などに使用する場合には以下の箇所を改良してみてはいかがでしょうか。
(1) 加熱キャップをできるだけ薄くする。(0.5mm以下)
(2) 圧縮比を高くするために高温側と低温側のシリンダ間距離を短くする。(20mm以下)
(3) 軽量のフライホイルにする。私の図面のフライホイルは十分すぎる大きさです。
(4) シリンダ径を大きくする。(約15mm)
A48: ありがとうございます。
A47: 模型スターリングエンジンの機械効率やエンジン回転数を予測するのはとても難しいと思います。最終的には実験をするほかにはないかと思います。昔私が製作した模型エンジンでは機械効率約30%というデータがあります。おおまかこの程度の値なのではないかと考えています。
また、さらに経験的な軸出力の予測法の1つにビール数による方法があります。私が模型スターリングエンジンの1次設計をする場合には、こちらを使うことが多いです。詳細については以下のページで説明してあります。
http://www.bekkoame.or.jp/~khirata/japanese/beale.htm
フライホイールの件は以下のページに簡単な説明文を載せました。ご覧になってください。(わかりづらいかもしれませんが。)
http://www.bekkoame.or.jp/~khirata/flywheel/flywheel.htm
A46: 以下のページに簡単な説明文を載せました。ご覧になってください。
http://www.bekkoame.or.jp/~khirata/overlap/overlap.htm
A45: はい、あなたの意見を参考にしてWEBを改良していきます。
A44: ディスプレーサの長さは加熱の形式や伝熱部の構造などによって変わってくるかと思います。貴殿のエンジンのストロークは30mmと比較的大きいようですので、ディスプレーサの長さはその2〜3倍ぐらいは必要になるのではないでしょうか。
多分、貴殿は授業の一部としてスターリングエンジンの設計を行っているのかと思いますので、少しばかり理論的な話もしておきます。ディスプレーサの長さ、すなわちディスプレーサシリンダの長さは主に熱伝導損失に影響します。熱伝導損失は加熱部から入った熱がシリンダ壁の熱伝導によって低温部に伝わる損失です。この損失が大きすぎると低温空間の温度が上昇してしまうことなどがあります。
熱伝導損失Qcond(W)は次式で表されます。
Qcond=λ(Twh-Twc) (A/L)
λ: シリンダ壁の熱伝導率
Twh: 高温側シリンダ壁温度
Twc: 低温側シリンダ壁温度
A: シリンダ断面積
L: シリンダ長さ
この式からディスプレーサシリンダをどのような形状にするべきかわかるかと思います。
A43: 貴重な情報をありがとうございます。ロータリディスプレーサ形スターリングエンジンを高性能化することはとても難しいと思います。私の意見として、高性能化の方法として以下のことを考えています。
(1) 高温側と低温側に大きな温度差を設ける。そのためにはローターハウジングの構造を変えなければならないかもしれません。
(2) 高い伝熱性能が必要である。現在のエンジンでは伝熱面積が小さすぎるように思います。
(3) 高効率を達成するために再生器を設ける必要がある。
A42: 残念ですが私は情報を持っていません。以下のページをp参照してみてください。
http://solstice.crest.org:80/renewables/dish-stirling/
Sandia National Laboratories, USA
A41: よいアイデアがありましたら是非教えてください。
A40: 高温度差スターリングエンジンと低温度差スターリングエンジンをハイブリッドで使うことは、効率の面やシステムの大きさの面から考えてあまり得策でないような気がします。私としては、高温度差スターリングエンジンは単体で高効率動力源として使用し、低温度差スターリングエンジンは自然エネルギを利用する動力源に使うのが良いと考えています。
A39:
1) 風船が平らになるぐらいに取り付けてください。
2) 私は針を使って穴をあけました。機械油を1滴垂らすことで空気の漏れを減らすことができます。
3) このエンジンは非常に低回転で回るので、そのような問題はあまりないように思います。
4) あまり良くないですね。13cmの長さの缶を使うのであれば、ピストンの長さは9cm程度にするべきです。無駄な容積が増加すると性能は低下します。
A38: そうです。超硬チップを研ぐときに使用するものを使いました。ガラスを切るときには、手の力を抜き、ガラスを回しながらゆっくりと削ってください。
A37: 残念ですが、その件に関する情報はありません。
A36: The prototype of my rotary type Stirling engine has 90 degrees phase angle between the rotor and the power piston. Please see
http://www.bekkoame.or.jp/~khirata/gif/rot_str.gif.
I have only tried this timing yet. But another timing is better, maybe. Because
the rotary displacer moves the heat energy by the rotation of the heated rotor. Then the most hottest point is moved to the direction of rotation from the heated point.This is not 100% sure.
As you said, my rotary type engine has too large swept volume ratio, maybe. The
value is about 15:1. This value does not have any basis. I had built two rotary
type engines which cannot run before I completed the running engine. At that time, I thought that the heat input or temperature difference was not enough for the output power. And I increased the swept (displaced) volume gradually. I don't know it was the best selection.
A35: I don't know about this information. The Swedish company was Stirling Thermal Motors, maybe. It is not 100% sure.
A34: I have prepared a sample of the experimental data on my site, though I don't know if it is useful for you or not. Please connect to;
http://www.bekkoame.or.jp/~khirata/ecoboyn/exper.htm.
A33: Sorry, I have not prepared the information about the modeling of the regenerator yet.
A32: First, I recommand to use the Schmidt method for the calculation. It is an simple isothermal model for the Stirling engine. If you want to an explanation of the method. Please contact to;
http://www.bekkoame.or.jp/~khirata/schmidt/schmidt.htm
Next, I think that you must consider a pressure loss in the regenerator, because it affects the performance of the low temperature Stirling engine strongly. Sorry, I have not prepared any explanation of the pressure loss yet.
A31: Sorry, I don't know the Tailer's engine well and I have not build it yet.
In my opinion, the engine must have a few mechanical loss like a model Stirling engine. And the engine have high efficiency when there is enough temperature difference between the hot and cold heat sources, maybe.
A30: I have heard about four projects for the automotive Stirling engines.
(1) Philips, the Netherlands
A refference is a book entitled "The Philips Stirling Engine."
(2) DOE in USA
Automotive Stirling engines named MOD I and MOD II are very famous.
A refference is;
Automotive Stirling Engine Development Project
(3) Aisin Seiki Co. Ltd., Japan
This 30 kW Stirling engine moved a family car with 100 km/h speed.
Sorry, I don,t know a refference in English.
(4) The TEM Foundation at Lund University, Sweden
A refference is;
Development of the TEM Stirling Engine
Proceedings of 7th International Conference on Stirling Cycle Machines
November 5-8, 1995, Tokyo
C. Schroder, L. Erlandsson, T. Lia
The TEM Foundation at Lund University, Sweden
A29: It is difficult that I answer your question.
A28: Thank you!
A27: I was looking for a information of the Tailer's engine. But I could not find it. I cannot understand the engine yet. Where can I find them? Is there the information on the internet?
If the engine is a kind of 2-piston-type Stirling engines, I think that a gas leakage is most important. Please make sure that the pistons compress like a gas spring. If the engine has no gas leakage, please decrease a friction loss of the engine mechanism.
Sorry, I have misunderstood the engine, maybe.
A26: 私の考えでは、熱交換器の性能が十分に高い場合にはディスプレーサとパワーピストンの行程容積はおおよそ等しくなると思います。しかし、ロータリディスプレーサ形スターリングエンジンの熱交換器の性能はあまり高くありません。そのため、高温空間と低温空間との間には十分な温度差をつけることができません。そのため、私はVp<
A25: A24をご覧ください。
A24: 残念ですが、私はそのようなエンジンがどこで売られているかどうかはわかりません。「その他のスターリングエンジンの情報」のリンクページから探してみてください。
A23: 私もそのプロジェクトにとても興味があります。ご存じの通り、アメリカの模型飛行機用スターリングエンジンは20Wの出力、0.36kgのエンジン重量、1400rpm(23.3Hz)のエンジン回転数、0.25MPa のバッファ空間圧力で運転しています。このエンジンは模型スターリングエンジンとしてはとても高い性能だと思います。私はこれほど軽量なエンジンを設計したことがありません。私の考えでは、このようなエンジンは高回転数を維持するために、高性能なシール装置が必要だと思います。メカニカルシールのようなシール装置で、さらに摩擦が少ないシールを見つける、あるいは開発する必要があるのではないでしょうか。私はこのシール装置が最も重要だと思います。また、ピストンーシリンダのシール性能も重要だと思います。このような小さいスターリングエンジンではわずかなガス漏れが大きな損失となってしまいます。
A21: フリーピストン形スターリングエンジンのページを作りました。"こちらをご覧ください。
A20: 貴重な情報、ありがとうございます。
A19: 私は太陽熱スターリングエンジンの情報は持っていません。私はいくつかのWEBページを紹介します。
A18: どうもありがとうございます。
A17: はい。私はいくつかのシミュレーションを使っています。その1つは等温モデルと呼ばれるとても簡単な計算モデルです。もう1つは断熱モデルと呼ばれる複雑な計算モデルです。このシミュレーション計算をするためには多くの詳細なエンジン寸法を入力する必要があります。しかし、私が模型スターリングエンジンを設計するときにはほとんどこれらの計算モデルを使っていません。
A16: どうもありがとうございます。
A15: 私が作った模型スターリングエンジンの多くは1W以下の出力です。水陸両用船のエンジン「MSE−02」は約5Wの出力です。一方、実用的なスターリングエンジンは30kW以上のエンジンが開発されています。また、私のエンジンは売っていません。
A14: 圧縮比が高すぎるから回らないということはないと思います。加熱器の容積か入熱量が不足しているためだと思います。ピストンの位相差を120度以上にしてみることをお薦めします。エンジンはより多くの入熱量を受け取るようになるし、簡単に始動させることができるかと思います。
A13: 私は低温度差形スターリングエンジンを試作したことはありません。しかし、10度の温度差で作動する模型スターリングエンジンがあることを知っています。さらに低温度差形スターリングエンジンに関する情報を知りたい方は次のページを参照してください。
A12: スターリングエンジン用燃焼器の図面を提供します。ここをクリックしてください。この燃焼器は100W級スターリングエンジン「Ecoboy-SCM81」に使われています。燃料はプロパンガスを使用し、高効率を達成させるために、排気ガスの熱を利用して燃焼用空気を予熱する構造となっています。
A11: いいえ、ありません。私が作った模型スターリングエンジンのほとんどはその効率を考えることなく試作しました。もし、効率を考慮した模型スターリングエンジンを設計・試作したのであれば、それは大きいスケールのエンジンの設計に役立つのかもしれません。
A10: いいえ、ありません。私は大きいスケールのスターリングエンジンと模型スターリングエンジンとは異なる構造をしていると考えています。例えば複雑な熱交換器やシール機構、十分な強度を持つクランク機構などが大きいスケールのエンジンに使われています。しかし、模型エンジンは大きいスケールのエンジンの設計にとても役に立つと思います。模型エンジンは様々なアイデアを簡単に試すことができるからです。
A9: いいえ、違います。圧力を高めることはフライホイルやガスばねのような働きはしません。圧力を高めることで圧力振幅が増加するので、むしろ圧力を高めたスターリングエンジンはより大きいフライホイルを必要とするようになります。
A8: 次式のような熱力学の式があります。
A7: 簡単な形式のエンジンはだいたい1台あたり5千円くらいかかっています。その費用の半分はミニチュアベアリングの値段です。私は簡単な形式のエンジンに6個のベアリングを使います。一方、模型スターリングボートにかかる費用は1隻あたり約4万円程度です。そのエンジンには30個以上のベアリングを使うこともありますし、ラジコンの装置を買うこともあります。模型スターリングエンジンを作る場合にはベアリングがとても高価だと思います。
A6: ディスプレーサ形スターリングエンジンではディスプレーサのボア径とストロークとの比、ディスプレーサの行程容積とパワーピストンの行程容積との比が重要だと思います。まず、パワーピストンの行程容積は要求される出力によっておおよその大きさを決めることができます。このときパワーピストンのボア径とストロークとの比はあまり重要ではないでしょう。それらの値は作動ガスの流れや伝熱にあまり影響を与えないためです。これらの値を決めるには主にクランク機構の構造によるかと思います。しかし、私はロングストローク形はあまりいいとは思いません。一般にショートストローク形と比べて摩擦が大きくなるためです。次に使用する熱源によってディスプレーサの行程容積を決めなければいけません。高い温度の十分な熱量があるのであれば、ディスプレーサの行程容積は高い圧縮比を得るためにできる限り小さい方がよいでしょう(私の場合はパワーピストンの行程容積と同じ大きさにします)。また温度が低い熱源を使う場合には、その熱量を十分にエンジン内に受け入れるために十分な大きさのディスプレーサの行程容積が必要になります。お湯のような低い温度の熱源を使う場合、私はパワーピストンの行程容積の10から20倍程度のディスプレーサの行程容積とします。ディスプレーサのボア径もまた熱源によって決めなければいけません。低い温度の熱源を使う場合には広い伝熱面積を得るために大きいボア径の方が好ましいかもしれません。高い温度の熱源を使う場合にはストロークやボア径の値はあまり重要でないかもしれません。しかし高温空間と低温空間との温度差を十分に取るためには長いディスプレーサピストンが必要だと思います(ロングストロークではありません)。
A5: 私が作った模型スターリングエンジンのほとんどは2ピストン形スターリングエンジンです。2ピストン形スターリングエンジンはディスプレーサ形スターリングエンジンと比べて高い圧縮比(=最大容積/最小容積)を得ることができる形式です。私は高出力を目指したエンジンを作るとき、圧縮比をできるだけ高く設定します。模型スターリングボートのエンジンでは圧縮比を約2としています。さらに金属製のピストン・シリンダを使った模型の2ピストン形スターリングエンジンを作ることはとても難しいと思います。それは金属の熱膨張率が大きいため、加熱することによって高温側ピストンと高温側シリンダの寸法が変わってしまうためです。そのため作動ガスの漏れが多くなるか、あるいは摩擦が大きくなってしまいます。
A4: 模型スターリングエンジンを運転させるためには作動ガスの漏れを最小限に押さえなければいけません。少しでも作動ガスの漏れがあると多くの熱源を使って高い温度にしなければ運転しなくなるかもしれません。私が試作した多くの模型スターリングエンジンのピストン・シリンダにはガラス製の注射器を使っています。注射器製のピストン・シリンダは作動ガスの漏れがとても少ないばかりでなく、しかも摩擦が小さくなります。さらにガラスの熱膨張は普通の金属と比べてとても小さいという特徴があります。そのため、注射器を使うことでとても簡単に高回転型模型スターリングエンジンを作ることができるのです。しかし、注射器はもろくて壊れやすいのが欠点です。
A3: 私は模型スターリングエンジンの設計に「ビール数」を使っています。その他にも等温モデルや断熱モデルなどの優れた計算モデルがありますが、ビール数は最も簡単な計算モデルです。ビール数についての詳細はこちら。
A2: 現状では極めて難しいと思います。内燃機関と比べて比出力(重量当たりの出力)が小さいスターリングエンジンは小型の移動用動力源への適用には適していないように思います。
A1: スターリングエンジンが内燃機関と比べて優れているのは、排ガスがクリーンであること、騒音が少ないことだと思います。また、太陽熱や温泉熱などの化石燃料以外の熱源を使用できることも大きな特徴です。内燃機関と比べて劣っている点はエンジンが大型化(重量化)してしまうこと、コストが高いことだと思います。
e-mail: khirata@gem.bekkoame.ne.jp (Home)
Q25: どこでスターリングエンジンを購入することができますか。私は10〜20馬力のディスプレーサ形スターリングエンジンに興味があります。
4 December, 1996
Q24: 20〜40kWの商業用スターリングエンジンの情報を教えていただけますか。
1 December, 1996
Q23: 私たちは模型スターリングエンジンを使ってラジコングライダーか飛行機を作る計画を立てています。この計画をどう思いますか。私たちはヘリウムを加圧したエンジンを使って、約56W/kgのエンジンを考えています。また、1988年にアメリカでラジコン飛行機が飛ばされたことを知っています。是非あなたの意見が聞きたいと思います。
11 October, 1996
Q22: dear sir thank you for keeping the faith of clean, alternate, power sources. from what i can glean from your material there is a future for the sterling power systems. i was particularly impressed at the potential of hybridisation with solar and natural gas [either propane or methane] preferably methane as propane is heavier than air, will not hold a marker agent [such as mecaptin as used to identify methane] further methane is renewable and is already piped into most us cities and towns.let us hope that the powers that be see the fuelishness [tee hee] of nuclear and caol and begin pursueing a sane path to energy sources. this probably will result in a grassroots interest from small municipalities that cannot afford the ever increasing fuel costs.this same type of movement has resulted in thousands of vehicles being converted to running on cng [compressed natural gas ie methane] with a benefit of ecology and economy. i pray ! that the net is used to raise the conciousness of the masses and that you and your ilk continue with ever increasing success. may the light guide and pritect you all. sincerely aztech in texas
30 September, 1996
Q21: フリーピストン形スターリングエンジンとは何か、どのように動いているのか教えてください。
19 September, 1996
Q20: First, I must complement you on your fine pages on an interesting topic, and excellent drawings.
Then a tip: I see most of your costs are for ball bearings.
Nowadays old floppy and hard disk drives are thrown away in large numbers. They have ball bearings of a fairly high quality. The hard drive spindle bearings are also sealed in most cases. Make sure they gets thrown in YOUR
wastebasket!
Older 3.5" floppy drives sometimes have _very_ small ball bearings on the driving "crank".
The 5.25" drives are also a good source of 3-5mm axles. They're used as rails for the head assembly.
19 August, 1996
Norway
Q19: 太陽熱スターリングエンジンを使って発電させたいのですが、何か情報はありますか。
13 August, 1996
Western Australia
Sandia National Laboratories
Bomin Solar Company
あなたはSandiaのエンジンのような高温形エンジンに興味があるのでしょうか。それともBominのエンジンのような低温形エンジンに興味があるのでしょうか。
私の考えでは、もし低温形エンジンを使って太陽熱発電機を製作するのであれば、エンジンの冷却システムが非常に重要になると思います。低温形エンジンは低効率エンジンですので、冷却熱量が大きくなってしまいます。Bominでは発電機ではなく、水ポンプとして低温形エンジンを使用しています。その方がいいのかもしれません。
Q18: I want to thank you for the great information on the sterling engine. I am retired and just getting ready to try out your simple engine first. I thank you for very informative data.
27 July, 1996
Q17: あなたはスターリングエンジンを設計するためのコンピュータシミュレーションをお持ちですか?また、あなたは模型スターリングヒートポンプを作ったことがありますか?
31 July, 1996
USA
私はまだ模型スターリングヒートポンプを作ったことはありません。模型スターリングヒートポンプを作るためには優れた再生器を使う必要があると思います。
Q16: なかなかいいページですね。がんばってください。
12 July, 1996
New Zealand
Q15: スターリングエンジンはどのぐらいの出力があるのですか?また、あなたのエンジンは売られているのですか?
8 July, 1996
Korea
Q14: 1台目のディスプレーサ形スターリングエンジンは良く回るようになりました。そして、2ピストン形スターリングエンジンの製作をしているのですが、まだ動いていません。圧縮比が高すぎて始動が難しいようです。フライホイルが小さすぎるかシリンダ内容積が小さすぎるのかもしれません。どうしたらよいものでしょう?
26 May, 1996
Norway
Q13: 低温度差形スターリングエンジンに興味があります。今までにそのような模型エンジンを設計したことがありますか。また、バルブや圧力を利用したスターリングエンジンの自動始動装置を考えたことがありますか?
24 May, 1996
埼玉大学の低温度差形スターリングエンジン
Magic Motor Companyの低温度差形スターリングエンジン
スターリングエンジンの自動始動装置についてとても興味があるのですが、今のところいい案は浮かびません。どなたかこのような装置を考えた人はいませんか?
Q12: 5kWのオイルバーナーがあります。そのバーナーは温水を作るために開発されました。そして、その排気ガスの温度は300から500度です。現在はバーナーがあるだけなのですが、近い将来スターリングエンジンの熱源に使用したいと考えています。スターリングエンジンの燃焼器の構造を教えてください。
23 May, 1996
Switzerland
Q11: 大きいスケールのスターリングエンジンの性能予測をするために模型スターリングエンジンの効率を調べたことがありますか?
Q10: 模型スターリングエンジンで良く回ることを確認した後に、大きいスケールのスターリングエンジンを作りたいと考えたことがありますか?
Q9: 圧力を高めることは慣性力を貯めておくフライホイルのようなものなのでしょうか?
Q8: なぜ大きいスターリングエンジンは圧力を高めるのですか?
P x V = M x R x T
(P: 圧力、V: 容積、M: 質量、R: ガス定数、T: 温度)
スターリングエンジンの圧力を高めるということはエンジン内の作動ガスの質量を増やしていくということです。すなわち、圧力振幅が増加してPV線図(圧力−容積線図)は大きくなります。もちろん、PV線図の面積はエンジン出力となりますので、結果的にエンジン出力が増加します。
Q7: あなたの模型スターリングエンジンはどのくらいのコストがかかっていますか?
Q6: ディスプレーサ形スターリングエンジンの場合、ディスプレーサの行程容積などの寸法をどのように決めますか?
Q5: なぜ2ピストン形スターリングエンジンを作るのですか?
Q4: なぜ模型スターリングエンジンのピストンとシリンダに注射器を使うのですか?
Q3: スターリングエンジンの設計のための計算方法を教えてください。
Q2: オートバイのような個人用の移動装置などに応用できるのでしょうか?
Q1: スターリングエンジンが内燃機関と比べて優れているところ・劣っているところはどこですか?
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Q&A Q101〜Q150へ
Q&A Q151〜Q200へ
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e-mail: khirata@srimot.go.jp (Office)