国民を幸せにする社会 社会保障社会とは

  静岡県富士市西船津 特定社会保険労務士 川口徹
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社会保障費
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shakhshou/shakho1.htm 
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社会保障を考える視点http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shahoshou.htm
社会保障とは 
国が国民の生活から不安を除き 
安定させ豊にすることです 
安心して暮らすことのできる社会の構築 
  

生活インフラ(基礎) セーフティーネット

安心と安定を支える社会保障制度の確立 総務省で検索

即ち国民の幸福を目的にしているのです 人間の尊厳 自己決定参加
社会保障の権利意識 人権思想が根底になければ成り立たない

生存権 
自立した個人と同時に社会的存在 助け合い 社会の役割  
自立した人格
 個人の尊厳憲法 13条と社会的存在
在留外国人

社会保障を考えるにあたっての視点
社会保障を考える
 厚生労働省で検索
http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/12/

第7章社会保障を考えるにあたっての視点 

望ましい社会の姿
人間は自立した個人と同時に社会的存在

その具体策としてまず所得を保障します 
社会保険法 労働保険法

傷病 障害 死亡 失業 離婚など経済基盤を危うくする事由が発生した場合所得保障を目的とする給付を行う所得保障法
所得再分配

年金保険法 労働保険法 児童手当 児童扶養手当などがある 
児童福祉 社会福祉・生活扶助の生活保護法もあります
 社会保障法各論を検索

年金・医療・介護・雇用等 多くは共助・連帯の社会保険方式を採用してます
自助支援の雇用制度 失業給付 職業訓練 起業支援 疾病予防等の施策があります

連帯 自助と自律 合意と納得


社会福祉サービス
公的責任で行う北欧型
民間に委ねるアメリカ型

医療保障法・介護保障法
個人・家族・地域のありかた 国のありかた
社会とのつながり 血縁 地縁 職縁 公的部門が代替・補完

介護 疾病予防など地域住民の積極的協力体制が必要です 

社会保障制度は 
地域住民 国民の積極的連帯意識で成り立つ制度なのです
私的扶養から公的扶養へ

ナショナルミニマム
セイフティーネットを引いて最低生活の保障と再挑戦可能にします
社会政策 労働者政策
2013/10/20

http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/12/
社会保障が人権の地位を占めるようになって半世紀

社会保障は 経済成長と社会の安定に寄与し雇用を創出する
社会保障と経済は 相互作用の関係にある 経済的余剰が社会保障の財政基盤を支える
セーフティーネット機能
労働力保全機能 健全な労働力の育成・保全 保育介護サービス 
格差固定の未然防止

第2次大戦後の焦土の中から
生存権を基本理念として出発

1940年代後半から50年代の生活保護の時代
60年代の皆保険・皆年金
1973年の第1次オイルショック
83年の老人保健法に代表される社会保障法再編成
90年代 介護保険を第1歩とする構造改革


社会保障法・労働法の解釈・読み方
http://bekkoame.ne.jp/~tk-o/kaishaku.htm

社会保障に関する法として
公的扶助関連では生活保護法 児童扶養手当などがある
待機児童
高齢者福祉法 障碍者福祉法
社会保険関連では、健康保険 年金法 雇用保険などの法律がある

日本経済の再生 
持続可能な社会保障
 
構造改革 潜在成長力 競争力の低下
人的資源の効率的活用
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shakhshou/shakoss.htm

21世紀は福祉社会における社会保障法の発展

生活保障制度
教育 就労 財政 保障基盤の確立
教育保障 雇用・就労保障 障碍者の生活保障

関連領域

社会サービス 医療教育の平等について

少子高齢化の進展 
グローバル化
原発事故

社会保障関連訴訟の展望

権利保障制度

消費税率の引き上げ 消費税 社会保障の財源 超高齢社会
国民負担率
給付抑制 支給開始年齢の引き上げ 
70歳以上の医療費自己負担率
企業設備のスクラップアンドビルド

厚生省白書24年http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/12/

年金の財源
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/hou.htm hou.htm

税金 社会保険料
保険料方式といっても多額の国庫負担金を投入している
受益(給付)と負担の関係が少なくなっている 

基礎年金 国庫負担金が3分の1から2分の1へ 
高齢者医療 介護保険(50%が公費負担)の財源は
(権利として主張できる)保険方式から 税方式へ比重が移行している

積立方式 保険料と給付が関連
賦課方式 保険料と給付が断絶 税と同じ性格になる
国民年金の賦課方式は国家の行うねずみ講年金です

税方式 所得税(公平性重視)か消費税(逆進的・労働意欲・広く負担)か
支援を必要としない高所得の高齢者 資力審査に多大な行政コスト

現在 少子高齢化のおける社会保障制度と税制
老齢年金 高齢者医者医療 高齢者介護等の社会保険等と税制

はじめに

経済的不平等の固定化
所得資産格差

1980年代後半からバブル期にかけて格差問題
相続資産の規模で格差が生まれる

資産への課税 資産移転への課税

生前贈与 遺産贈与などの私的個人間の所有権移転 これらの関係は
相続財産となれば 後世代の機会の平等を阻害する働きをします 
ここを議論すべきだと思いますが いかがでしょう
相続税が高ければ消費を促進すると思いますが 「美田は残さず」と諺にもあります

世代間の公平

同一世代(高齢者同一世代内)の相互扶助方式「改革の要点」
私が不思議に思うのは相互扶助方式であります 
異世代 後世代が介護費用を負担する相互扶助方式 賦課方式です 
順繰りの後世代相互(世代間)扶助方式ですが 
同世代の相互(高齢者世代内)扶助方式
も考えて良いのではないか 
現役世代から高齢世代にシフトして世代間の公平を図る

高齢者は 長年の生活の中から 貧富の差が広がっています(所得格差・資産格差が大きい)
高齢者の大幅な所得控除は逆進性が強い 年金課税 資産課税 高所得層への給付の見直し

65歳以上の高齢者世帯の貯蓄額2500万円 全現役世代平均の1.5倍 高齢者1人当たりの収入は現役世代と変わらない
しかし 高齢者世帯の
3割は100万円未満の金融資産 15%は年収100万円未満 (平成13年国民生活白書)

高齢者と若年層との世代間格差
年金が格差助長 高齢者の底上げ
日本の資本市場に深みが欠けるのは
高齢者世代の金融資産保有率が高いからである 
彼らはリスクをとる必要もないし
 またそれが必ずしも彼らにとって望ましいわけではない 2002.0401日経

多数の豊かな高齢者が賦課方式によって
相対的に貧しい現役世代に年金・医療・介護について負担を強いる制度 
日経2000/06/28 鴇田(ときた)一ツ橋教授

高齢者の所得や資産の水準は個人による格差が大きいが 
平均すれば現役世代と比べ必ずしも少なくない 日経2000/03/16

高齢者向けの優遇税制の大幅な見直し 
高齢者にも負担 社会保険方式よりも消費税方式との提案あり
2000年の推計人口は 50歳以上が成年人口のほぼ半数を占める
負債を除いた日本の純金融資産でみれば
50代以上は82%弱を保有する豊かな世代
(国立社会保障人口問題研究所)

世代内の公平 日経2003/.6/1 小塩隆士 学芸大助教授
今までは世代間の公平が重視されていた。 
賦課方式は 少子高齢社会では 世代間格差を拡大させた
公的年金は 
最低限の所得保障 基礎年金のみに限定 
世代内扶養へ 業種間年金制度 高齢者優遇税制
chousa

このように金融資産も多い高齢者が
なぜ現役世代の援助を受けるような仕組みになるのか  
このことは老親の財産(相続財産となる)への目減りを防ぐ一部の相続人(子)の潜在的策略としか考えられない 
世代内格差の縮小  うんざりするほど耳にする抜本的対策 

参考 リバースモーゲージ 
不動産を担保に生活資金を借り入れ 死亡後に不動産を処分することで返済する

年金改革の論点http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shnkk.htm#59

要介護者のいない低所得者の保険料負担は
社会保障制度の不正義の部分であり 疑問と不信感を持たせます

富裕者も多い高齢者の同世代の人への助け合いは ないのでしょうか
世代間の公平と世代内の公平 世代間の相互扶助と世代内の相互扶助 扶助と公平

それよりも子の養育費教育費の現在の公的扶助から 社会的責任による費用の全額負担が論理的です 
若い世代は資産の蓄積がない 高齢者は自己責任による資産蓄積の期間が長い

現在年金保険で使われている世代間扶養の意味は

一 社会的世代間扶養(家族間の世代間扶養でない) 
 現役世代の拠出金を原資として年金の給付金を決めると言う意味です  
従って給付金が現役世代の 人口構成の影響を受けます
 人口から中立的な制度でなければ世代間の公平性 財政の安定性は期待できないでしょう

経済的強者と弱者 高齢同世代の(高齢者同一の世代内)の所得再分配・助け合い

低所得者と所得再分

年金保険制度には所得再分配という理念がありますが 
高齢同世代の高額所得者と低所得者間(高齢者の同一世代内)の所得再分配・助け合い・・・ 
それはどこに行ったのでしょうか

同世代どうしで解決したらどうでしょう 同世代の助け合いはしない? 話がとんでもない方向にそれている 大蔵省・・?? 
助け合いという言葉には注意を要します 累進消費税 所得税(累進税率 勤労意欲の減退 助けたくない?)

高所得の高齢者 富裕な高齢者もたくさんいます 
この富裕層の高齢者は同世代の相互扶助として介護費用の負担をする気はないのでしょうか 
同世代の富は同世代の人達の働きの結果ではないのですか 

世代間の所得再分配よりも
高齢者同一世代内の所得再分配を重視
すべきとも思われます

しかし現在では 意識的には無理でしょう 
なぜならば共通の不安ではないからです 
若者なら将来に対する共通の不安はありますが
富裕な高齢者は経済的不安はないから扶助の相互性はないのです  
富裕な高齢者は努力の成果だとして、その富を楽しむのは当然のことだと思うということです   

機会の平等と結果の平等

社会保障制度
自己責任・自助努力では解決できない場合の相互扶助制度であるのに
自己責任・自助努力で解決しているものまで世代間の助け合いに含めるのは
高齢者に対する偏見の世論つくりである

不必要に若者に負担を感じさせる世論は社会悪ですし 
公的機関の不適切で不必要な介入になります

立ち上げは国家だとしても 
将来は地域住民の自発的相互扶助精神の醸成による介護にしなければならないと思います

介護保険の負担が多くなれば私有財産との関連も考慮しなければなりません 
社会的責任が強調されれば自由も制限されなければならなくなります 

子の扶養と親の公的介護

子の育児・扶養は親の責任・私的責任(公的扶助) 
親の介護は社会的責任(介護保険) この発想の違いはなぜか 

高齢者の福祉が社会保険であり 育児が公的扶助で成り立ち、社会保険でない この二者の相違もかんがえなければなりません 


次世代現役の子供の育成が親・個人の責任で成り立っています 
これを抽象的に世代間として捉えれば矛盾は感じないかもしれませんが 
具体的個人から捉えれば 育児に携わる人と 育児を負担しない人との間の不公平があります

今までは 子が直接老親の面倒を見ていた 
これからは老齢年金を介して親の面倒を見るのであるから納得と言う方が多いけれど 
子が多額の保険料を納付しても ほんの小額の年金しか受給できない親も生じます 
多数決で決めますか 多数決は不条理です → 育児の社会性

自由 自己責任 社会化 社会的責任 この程度とか バランスが議論されることになるのでしょうか

責任の社会化が
個人を責任から開放し それはさらに責任の分散を生じ 責任の所在があいまいになり 
無責任社会へ
との恐れもあるのです

出産・育児 生まれる権利・生む権利を考えよう 

はじめに

参考 介護保険

生活保護は税金のみ

       
子育て 児童手当 小学校卒業まで
3歳未満
3歳以上
企業と税金
病気 健康保険 医療費の7割
70歳以上9割等
出産一時金 埋葬料
7から8%
国保 税金も投入
失業 雇用保険 5割〜8割 90から360日 2% 税金も投入
  生活保護 最低限度の保障  
  厚生年金 給料比例  
  介護保険 9割支給 65歳以上は全国平均4000円

http://www.mhlw.go.jp/ 

http://nenkin.coop

経済 暮らしと安全保障 格差 民主国家
社会保障と経済 近代資本主義の誕生
shakhshou/shahokeiz.htm

ベバリッジの報告書1942年 社会保障の理念

戦後レジームからの脱却 自立と共生

北欧諸国 オランダ和蘭 アイルランド カナダ デンマーク スウェ-デン フィンランド

国民所得の7割 重い税 社会保険料負担

1993年 GDP 日本世界3位 2006年日本世界18位

労働市場の規制緩和 市場開放 税制改革 創造力の育成

分別 自立心 環境への対応力 助け合いの精神

人類250万年  ユブアル・ノア・ハラリ 20201114
12000年前 農業革命

フィクション 認知革命  フィクションを信じる
大人数との協力 人間の協力 

人間の幸福と富の追求shutyou/2007.htm
社会保障私見 私有財産制nenkin2\shakaiho.htm 8  社会保障制度 

2 障害給付障害年金  3 遺族年金厚生年金U 
4 共済年金 

社会保障の財源
社会保障の財源
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shazaign.htm
年金医療介護shakhshou\shakahs2.htm
同一世代(高齢者同一世代内)の相互扶助方式「改革の要点」
自助と自立
shakahsh.htm#1
増え続ける社会保障費 shakhshou\shakho1.htm


社会保障改革索引

人的資源の効率的活用2
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shakhshou/shakoss.htm
小さな政府
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shakhshou/tiisanash.htm
人的資本の効率的活用
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shakhshou/shakaho

 自助と自立 社会保障法の弱点
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shakhshou/shakahsh.htm
大きな政府http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shakhshou/ooknseih.htm

使い捨て労働として登場個人と平等shakhshou/sisou.htm#202
社会保障制度関連http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shahosho.htm

社会保障と経済
shakhshou\shahokeiz.htm
社会保障改革shakhshou\shahkkku.htm
これからの社会保障 私の見解大きな政府shakhshou\ooknseih.htm

社会保障と政府shakhshou\seihushkh.htm
社会保障と経済shakhshou\shahokeiz.htm
社会保障制度関連shakhshou\shahosho.htm
社会保障費 社会保障費shakhshou\shakaho1.htm
社会保障shakhshou\shakahsh.htm
社会保障制度と年金制度改正に向けて
shakhshou\shakaiho3.htm


社会保障社会的連帯の理念shakhshou\shakhrent.htm
司法の役割と行政の役割
shakhshou\sihogyose.htm 
社会保障社会的連帯の理念
平等と個人
 shakhshou\sisou.htm
社会保障 5つの安心プラン shakhshou\shakahs5.htm 
社会保障 年金 介護 医療 shakhshou\shakahs2.htmshakhshou\shakahs2.htm
社会保障の財源shakhshou\shakho2.htm 

社会保障の財源
shakhshou\shakho.htm
厚生労働省24年白書http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/12/
社会保障包含の論理 排除の論理
shutyou\haijyhoug.htm
社会保障包含の論理 排除の論理
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shakhshou/shakhghj.htm  

 

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