社会保障 5つの安心プラン 

  静岡県富士市 社会保険労務士 川口徹  BACKホーム


社会保障包含の論理 排除の論理http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shakhshou/shakhghj.htm 
5つの安心プラン

1 高齢者が安心

2 誰もが医療

3 子供を守る

4 派遣パート 希望の社会

5 厚生労働省信頼の回復

社会保障の
有るべき形(総論)の主張と
現実の有るべき形を創る場合(各論)では思考が大いに異なるようです
ポイントは「誰が汗を流すのか」の意識です
前者では自分以外の誰かが行い 自分は実行者のアドバイザー・指導者・批判者の立場に位置付けるようです
後者では自分が当事者と認識するので判断がシビアになります

前者では 助け合いの理念の 助けることが重視され・「自分は助けられる立場」で考えるようです 弱い人には優しく接するので優しく善良で正義の人のようですが 彼は何もにもしてくれないことが多くし なにもできない場合が多いようです

後者では 助けられることが強く意識され 「自分は自立を強く意識し 助ける立場」のことを考えるので助ける場合の要件を厳しく限定するようですので 余裕はなくエゴイストのようにも見えますが 助けられる立場にならないように普段から気をつける方が多いようです 
他人にも厳しいかもしれないが いざとなれば人を助ける余裕はあるようです

社会保障制度は後者の考え方でなければ成り立たないし 前者では万が一成り立っても持続はできないでしょう

しかるにマスメディア出てくる人たちは 前者の人たちが庶民の味方と自称し正義の人の如く言動しています 
善良・正義を主張するのみの人が多くなれば社会は乱れていく気がします
善良・正義を要求する人でなく 善良・正義を評価される立場になる人が多くなる方が良いのではないかと思います

人には寛大さ 物にはクリアランス 遊びが必要ともいわれます フレキシビルという語も使われています
何時・何処で・どのように使うか 

お互いに支えあう 弱い立場いある人を社会全体として助ける 
しかし弱い人が多いのは問題である 2008/6/24

ベバリッジ報告 1942年
1950年 男性 58歳 女性61.5歳

年金医療介護 現役世代と 財政再建

生活保護 制度の簡潔さ 高額医療費 世代間不公平

経済成長 技術進歩の恩恵 平均生涯所得 成長成果の世代間分配

財源をめぐる議論 年金・医療・介護・少子化対策

国民の合意

自己利益重視 共同の利益 自己利益と共通の利益

社会保障
1  社会的連帯の理念
2 人的資源の効率的活用
社会保障制度の歴史shakhshou\shakaiho4.htm

3 老後のリスクと不安
個人の努力により 失業 疾病などのリスクを少なくする
社会保障費
社会保障国民会議

 

社会保障国民会議
年金医療少子化対策 国民の安心と安全
2006/6/20

給付抑制路線 国民負担増

医療介護サービスの拡充 
医療機関の地域連合 人材の計画的育成 診療報酬体系の見直し

高額療養費制度 低所得者対策の共通化

簡素で効率 公平で透明

短時間勤務・子育て勤務 環境の整備

国民年金未納 3人に1人 パート労働者の厚生年金適用拡大

基礎年金の最低保障額

給付と負担

社会保障費
年金 医療 介護 生活保護

社会保障給付費 2006年度 90兆円 2007年度 93兆6千億円 

2011年度106兆円 25年度141兆円

社会保障にかかる経費 社会保障費
年金 医療 介護にかかる経費

1  社会的連帯の理念

社会保障制度はこの世に生を受けた人間が安心して一生を送れるように 病気 失業 障害 等のリスクを最小限にとどめる安全ネットの役割 そして年金などが所得保障として考えられたものです 社会的連帯の理念に根ざしています

最近の定義の例としては、社会保障制度審議会が、社会保障とは「国民の生活の安定が損なわれた場合に、国民に健やかで安心できる生活を保障することを目的として、公的責任で生活を支える給付を行うもの」と定義している。

その発端は救貧法・生活保護・生活救済・ヒュウーマニズム人間愛からです 
救貧 防貧対策  社会扶助方式
それに加えて 生産現場のの人達の相互扶助の精神からです   社会保険方式

社会保障制度はこの基本理念の異なった二つを包含して存在しています

社会保障制度は庶民愚弄型の一面もあります  政・官・資尊民卑 

私の子供時代は 庶民の職業は 魚屋 八百屋 床屋 鍛冶屋 菓子屋 呉服屋 と”屋”がつきました 

今では 政治屋 経営屋と庶民の職業の屋がつくと卑下して使われています 偉いのは経営者 政治家というらしい また政治家でも程度が落ちるとあの人は政治屋でなく商人みたいだという使い方をします

この思想が社会保障制度にもあります 
すなわち庶民はお金等の使い方が下手だから政府が使い方を指導するとか管理するということです 
官が民を指導する これが強制拠出・申請給付です 
大きな政府志向になります  玉石混交 石を取り除かねばなりません

地方自治体の首長も 官出身が多く 組織票で選挙が形骸化しています  
間違いました 形骸化していました ニュウ ミレ二アム
過去形ですと思いましたが!!???? そともともいえないとの見解もたくさんあるようです
2006/2/9

課税最低限(控除の合計額) 現行所得税の課税最低限 標準世帯382万円

現在では 
社会保障制度

現役期の人の能力の最大発揮・活用のためのセイフティーネットとしての意味が加えられます 
すなわち人的資源の効率的活用で全体のレベルアップを目指し その成果を国民に還元を目的とします

はじめに

「改革の要点1」
2 人的資源の効率的活用

労働保険は労働者の保護を目的としますと記述されていますが 労働者の保護のみを目的としてるわけではありません

人の労働能力の最大発揮・活用を言外に含んでいるわけですし かつ期待されているわけです 

従って労働者の権利を主張し 
自分を守る事は
第一段階として 国(企業ではありません)のためになるということです
 

万が一の労働能力喪失の場合にも可能な限り手厚く保護する事は 現役労働者に心強い安心を与えるためです
正当な権利を主張することは国家が健全であることの証明にもなります 国は企業より上位概念です

安心と安全を保障することにより更なる個人の能力を発揮してもらい社会全体のレベルアップを志向するということでしょう

情報や知識は現場現場に広く分散 身近な人が活用することにより経済効果が上がる

いったん開始された所得再分配政策は民主的な過程を通してスリム化されることはないだろう  F・ハイエク

個人の能力開発 
労働市場のミスマッチの解消 
育児や介護と仕事の両立
病気など不測の事態に遭遇した場合の公的安全ネット

日経社説より1999.12.11
今は一部の相当の能力の持ち主でない限り 選択の喜びを享受しぬくい過渡期にある
生涯の度の段階でも無理なく学べる教育制度が定着するなどの慣行の変化や仕組み制度の整備が必要だ

租税 児童手当3歳未満 17、5万円の給付 保育サービス〔入学前まで〕550万円 高校まで1000万円 国立大学800万円

老齢年金 年間200万円 老人医療 76万円 2015年には3人の現役世代で1人の高齢者を支えます

 

3 老後のリスクと不安

老後のリスクと不安
社会保障制度が取り除く  しかし社会保障制度は不公平感も醸成する

支払う保険料と受け取る保険金が等しければ社会保険制度は要らない 等しくなければ不公平? 

努力や責任に応じて負担を調節  応能負担の見直し

 

個人の努力
個人の努力により 失業 疾病などのリスクを少なくする

社会保険制度は
不安を取り除くが
実際の恩恵を蒙る人は可能な限り少なくしなければならない 
従って
リスク予防を重点政策にしなければなりません 

また若い時の障害と
老後のリスクは
自己責任の範囲に差があります 自己責任の範囲と枠外を考えねばなりません

キーワード 社会保障制度と税制  負担と受益の公平 自助と公助のバランス

健康維持活動 生活習慣病の予防

児童福祉 教育 職業訓練と続く連続的な人的資本の強化

各人が生活保障能力を強化する

社会保障制度関連shakhshou\shahosho.htm
社会保障と政府shakhshou\seihushkh.htm
社会保障と経済shakhshou\shahokeiz.htm
大きな政府shakhshou\ooknseih.htm
C:私見shakhshou\shakaiho3.htm
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社会保障の財源
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司法の役割と行政の役割
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社会保障社会的連帯の理念
平等と個人
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